ガラガラッ
「みんなー 席に着けー。」
真の思考は そこで中断された
「さて どうするか・・・」
プロデューサーは街中をウロウロしていた
「真の学校に行くわけにもいかないし・・・」
鞄の中には 真の誕生日用のプレゼントが入ってあった
「・・・メールでも入れとくか 放課後近くの喫茶店で待ち合わせ・・・でいいか」
彼は携帯を取り出し メールを打った
真(そういえば、ボク 今日誕生日だったんだっけ・・・)
真は そんなことを思い返していた
真(・・・プロデューサーも ボクの誕生日覚えてくれてるかな・・・)
真(・・・でも 自分でも忘れるくらいだから、プロデューサーも覚えてないかな・・・)
「菊地ー 菊地ー」
真(誕生日か・・・ プロデューサー、今頃何してるんだろ・・・)
「おーーい 聞こえてるか菊地ー」
真「えっ あ は、はい!」
「携帯鳴ってるぞー」
真「ふえっ!? あわ うわわわわぁ!」
なんとも情けない声を出しながら携帯を切った
「忙しいのは解るが 授業もしっかり受けてくれよー」
真「は・・・はい・・・ごめんなさい・・・」
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